「そんなことねぇだろ。杏里もじゃん。中2くらいから、更に美少女になっちゃって。結構モテてたんだぜ?」
「そっそんなことないよ!私が美少女なんてありえないし!悠ちゃんの方が100倍モテてた!」
すると、悠ちゃんが私の頭を小突いた。
「自覚しろ、ばーか。」
「へ?なんの自覚?」
「鈍感ヤロー。」
「鈍感じゃないっ!」
「じゃ、天然?」
「天然でもないっ!」
「天然だし鈍感だよ。ま、そこも可愛いけど。」
「なっななな、何言ってんの!からかわないでーっ!」
何か顔が熱い…。
「あ、からかってんのバレた?じゃーな。安静にしとけよ。」
と、家に入って行った悠ちゃん。
バカにしてぇー!
悠ちゃんのばかっ!