目を覚ますと、そこは…。

病院……??


「杏里っ!」

「…お母さん?」

「あぁ、良かった…」

お母さんは、私に抱きついた。


「お母さん、大袈裟だなぁ」

お母さんの手を握ろうとしたら、激しい痛みがはしった。


「…った!」


右手がすごく痛む。