新撰組〜現代の忍がタイムスリップしちゃった⁉〜

沖田「っっっ!」

奈津「もうええ。ラチがあかんは。うちはこれで失礼させていただきます。」

沖田「‼︎待ってください。」

奈津「なんなん?まだなんかある… 」 沖田「すみませんでした。こんな事言っても許してくれないでしょうが……心配だったんです貴女が。」

奈津「…は?」

ギュッ
沖田は奈津を抱きしめた。

奈津「⁉︎ちょっ何を…!」

沖田「奈津…。お願いします。どうか無理はしないで?じゃないと、僕は…。約束してください。」

奈津「……それは…できない…。」

沖田「⁉︎どうして?お願いだ…!君を失いたくないっ…!」

奈津「⁉︎沖田…。ありがとう…」

沖田「ならっ! 奈津「でも、私は新選組に恩を返したい。こんな私を仲間にしてくれた新選組に…。だから…それはできない。」

沖田「…分かった。でも、何かあったら必ず助けるから。」

奈津「ありがとう。」

奈津は沖田に微笑んだ。そして…

チュッ

沖田「‼︎‼︎‼︎‼︎⁉︎」

奈津「ふふ…」

額に口付けた。