うるさ… 俺は早く朱莉に会いたいんだよ 俺を囲む女達を振り払って朱莉を探す 「ちょっとぉ!待って下さいよぉ!」 あ、見つけた。 「朱莉!」 「あ、はるきー」 ぶんぶん手を振って人ごみの中を走ってくる。 あーあ、絶対転けるよ そう思ってたら 俺の目の前で派手に転けた。 それを片手で受け止めて 抱き寄せる。 「はる…き?」 「てことで、俺、彼女と来てるんで。じゃ。」 女達に見せつけるようにして その場を去った。 もちろんしっかりと 手を繋いで。