昔々
小さな王国に
1人の少女がいました

少女は毎日
運び屋の仕事をしていました

毎日毎日
運びます

病気のお母さんに

退屈な老人に


ある時は
3時のおやつを

ある時は
たくさんの本を

そして
ある時は
空っぽの箱を