私は2度目の秘密の花園のドアをくぐる。
「斉賀さん。
夢実が申請書持ってきました。」
入ってすぐのソファに座っていた
斉賀さんに声をかけた。
「あぁん?
あぁ、やっときたか。
生徒会も行動おっせーなぁ。
夢実、申請書出せ。」
「あ、はい!」
斉賀さんに言われるまま
申請書を出して渡した。
申請書というのは
いわゆる秘密の花園に
在籍しますよっという
確認書類みたいなもの。
「斉賀さんが確認役ですか?」
「んぁ?
あぁ、俺が一応責任者だからな。」
そうなんだっ。
斉賀さんみたいな人でも責任者なんだねっ。
っと、これは失礼過ぎたな…笑
「一応顧問みたいな人もいるぜ。」
顧問?
「俺たちの担任だよ。」
「え?」
ガチャッ
入り口のドアがいきなり開いた。
入ってきたのは…
「せ、先生!?」
そう、そこに立っていたのは
私たちの担任の先生、
新嶋新(にいじまあらた)先生だった。
「やぁ。
学園長からお話伺っていますよ。
ようこそ秘密の花園へ。
僕は最高責任者だよ。いちおうね。
よろしくっ。」
そういう先生は
穏やかな笑顔で自己紹介をしてくれた。
きっといい人だねっ!
てか絶対!!
「よろしくお願いします!」
「ってことで、申請書にも判子押したし
夢実、お前は今日から正式に
花園の一員だっ。ようこそっ。」
「あ、ありがとうごさい………(グイッ」
するといきなり手を引かれて…
チュッ
く、唇になんか当たってるぅ……!?!?
気付いたら斉賀さんの胸の内…。
「さ、さささ、斉賀さん!?」
「ハハッ。良い反応だねぇ。」
そういって笑う斉賀さん。
笑い事じゃなぁぁぁい!!
