ドンッ
そんなことを思っていたら
また誰かに当たってしまった。
「あっ、ごめんなさ……。」
「なんだ、また君か。」
「あっ!竜都くん!!!」
まさかまた竜都くんとぶつかるなんて!
でもよかったっ。
これで花園まで行ける!!
「り、竜都くん!
ごめんっ。また迷っちゃって…
お願いっ、花園まで連れてって!!」
私は腰を下げて頭の上で手を合わせて頼んだ。
「令嬢がそんな格好をするものではない。
顔を上げろ。」
また上から目線…。
「もぅっ。何でそんな上か…」
ふと顔を上げると竜都くんと
目があった。
ドキッ
あれっ
前もあったよね…これ。
すごく、見いってしまう。
綺麗な瞳…………。
「なぜ花園だ。
また誰かから許可をもらったのか?」
「へっ?
あ、あぁ、いやっ。
その私も花園入りが決まったの…。」
うわっ、
ポケッとしてて間抜けな声出しちやった!!
「君が…?」
