ザワッ
うっ。嫌なざわつき。
「どぅいう家柄でしょうか?」
「安藤コーポレーションじゃなくて?」
「安藤財閥のお嬢様かしら?」
男子も女子もこんな会話ばかりかわしている。
居心地わるぅ。
「違います!」
気づいたら声を張り上げていた。
「私は特待生枠で入ってきた
あなたたちから言う庶民です!
どうぞよろしくお願いいたします!!」
うん。
いじめられんの大決定。
もーいいや。
↑開き直った。
「でわ、安藤さんは窓側の後ろのせきに。」
「庶民ですって!」
「特待生って学年トップだろ?」
「頭だけね。」
ざわつく周囲を無視して
私は自分の席についた。
