「……はぁ、俺の貸すからついてこい。 蓮夜は先行け」 「りょーかい」 「え、学校に着替えあんの?」 「違う、家だ」 答えながら歩きだす龍。 は?えっ?家? あたしはあわてて龍を追った。 「おおぉぉぉ、まさかそんなことまでしてくださるとはありがたや、っていうかバイク貸してもらえばマッハで家まで取りにいくけど」 「多分俺の家のが近い」 「あ、そうなのね、じゃあ蓮夜、あとでねー」 手をふると、蓮夜にはスルーされた。 ……あとで半殺しにしよう。 龍といっしょに階段を降りる。