「巧、てめーはどうなんだよ」 蓮夜の声がした。 あたしの手が、とまった。 同時にガタッと、また音がする。 「どうって……俺は、そんなのまだわかんねーし、」 「お前、仮にも次期総長候補だろーが。 なに考えてんだ、言ってみろよ、あ?」 「レン……」 ドクドクドクドクドクドクドクドク、あたしの鼓動が早くなる。 いつもの蓮夜じゃなかった。 いつものみんなじゃない。 みんなが、ヤバイ。 ガチャ、 「ただいま!」 あたしは部屋に入っていった。