「ひっ……りゅガッ」 軽く腹を蹴ると、震えていたそいつはあっけなく意識を失った。 これごときが吹雪の幹部。 ったく、龍たちはなにをモタモタしてんだか。 あたしはため息をついて、ケータイを開く。 電源をつけて、しばらく待つと、 ヴーン、ヴ、ヴーン、ヴ、ヴーンヴ、ヴーン、 長々と振動が始まった。 ……すごいな。 予想はしてたけど、まさかここまでとは。 うん。 ……すごい。