男は小さく口角をあげて、
「俺は吹雪だぁぁあっ!!」
キーンと頭に響いた。
う、うるさ……。
「吹雪は最強だ!!!最強なんだ!!吹雪こそがここを支配すべきだ!!俺たちは日本い『ド
ガッ!』」
やば。つい、足が出た。
男は吹き飛んで、近くのかべに頭からぶつかり、倒れた。
「てめ……矢口さんに手ぇだしてんじゃねぇよ!」
すごい速さで囲まれる。
「……いまなんて言おうとした?」
低く、問いかけると倒れた男は、「あ……」とうなりながら顔をあたしに向けた。
「いまなんて言おうとした?」
「俺らは日本一……あんだよっ!!」
はっ。
