ヤンキーガール×ヤンキーボーイ

「……さっきから聞いてれば馴れ馴れしんだよてめぇっ!!」



キーキーと喚く蓮夜。



うっさいなー。




「いーじゃん別に。

てかあたし前族はいってたし。」




「マジか?!」




みんなに目を見開かれ、小さくうなずく。





もう、昔のことだよ。





「なっちゃん、」




「ん?」





心なしか巧が真剣。




「それってどこ?」




やっぱりきたか……。





うん、分かってたよ。




もちろん、



「さすがにシークレットかな」




素性も知らない女を族にいれんのはさすがに無理?





ちょっと、ほんの一瞬だけ、不安になった。




と思いきや巧が真剣な表情のまま、龍に向き直った。





「龍、俺、なっちゃんが飛龍入ってもいいと思う。」




「巧!!なにいってやがる!!」




「だけどレンもみただろ?なっちゃんは強い。

龍、良いよな?」




「ダメだ。」




「なんでだ?」




な、なんか巧あたしのためにイライラしてくれてないか?




なんか無性に申し訳ないな。




と、その時、龍が気まずそうにあたしをチラッと見た。






んん?





なんだ?






「詩音が……、」




「「ああー。」」






「は?え?誰?」




なに同時に納得してんのこいつら?