「だってこいつらは人殺『バアァンッッ!!』」 「亮平!!!」 詩音が叫んだのと、ダァンッと男が地面に体を強打したのとが、同時だった。 「なにしてんだお前!」 「それ以上言ったら、殺しますよ」 詩音に羽交い締めにされながらも、亮平が冷たく男を見下ろして、言った。 男はそばに血を吐いた。 え、 待って、 「だってホントだろ」 ちょっと、 待ってよ、 いま……なんて……なんて、言われた? 「それ以上言うなって言いましたよね」 「待て亮平、お前、どこの族だ」