その時、奥の方の部屋が、バタンと開いた。
「龍!着替えたぞ!」
私服姿の連夜たちだ……、
う、わ……。
「なっちゃん?どうしたんだ?顔、すっげー赤いぞ?」
「こいつ俺らに見とれてんじゃねーの?」
「いや……そんなわけない……じゃん……」
ていうか……そうなんだけど。
悔しいけどみんな、すさまじくカッコいい。
「夏希ちゃん俺に惚れちゃった?」
「いや、それはない」
「そんな即答しないでー」
と言いつつ全く傷ついてなさそうな詩音。
その隣で亮平がため息をついて言った。
「いいから、さっさと行きますよ」
後ろで、龍がクスッと笑った。
