可愛い巧は返事をして奥の方の部屋に向かう。
「な、おい巧!すぐ俺の服とんなよっ」
「だって詩音の服大人っぽすぎるもん」
「龍の服借りろや!!」
「龍のでかすぎんもん!!」
「……はぁ、しょうがねーな」
どうやら巧の押しに負けたらしい。
二人は連夜の部屋に行った。
「連夜と巧って、兄弟みたいだよねー」
なんか、微笑ましい。
「あぁ」
「連夜って詩音と喧嘩ばっかだけど、実はすごく仲良いよね」
「あぁ」
「巧っていつもストップかけてくれるよね。亮平は呆れててさ」
「あぁ」
「龍は、ずぅっと喋んないよねー」
チラッと龍を見ると、肩をすくめて苦笑いしてた。
「龍、着替えないの?」
「いい、このままで。」
確かに龍の服にはあまり血がついてないから大丈夫っちゃ大丈夫だろう。
