「よっこらしょ、」 詩音が立ち上がってあたしに笑いかけた。 普通に。 みんなもつられて立ち上がりながらあたしと詩音を交互に見る。 巧と連夜は特に、戸惑ったような表情だった。 「詩音、」 亮平が詩音になにか耳打ちした。 「あー、そうだな」 詩音は亮平に笑いかけて 「龍さん、俺らちょっと下行くわ★」 と、龍に言った。 「あぁ」 「え、ちょ、」 「夏希、」 龍があたしのそばまでやってきた。 その間に奥の二人はリビングを出てく。