「んなこと起こるわけ「起こったから言ってんでしょ!!」」
「だけど倉庫には翔も俊介もいる」
「正直あいつらは弱いよ。
拳の出し引き遅いし、すぐ息あがるし。
いままでがむしゃらにただ金属バッドふってきた結果があれだよ!
分かりますか!」
「……はい」
シュンとする皆を見て、さすがに炎が小さくなる。
「飛龍は弱いわけじゃないんだからちゃんとやればできる。
全国二位なんて目じゃないし」
あたしがそう言って立ち上がると、連夜に、チッと舌打ちされた。
「……どこから目線で言ってんだよ」
「新庄夏希目線ですが何か」
「まぁまぁ、二人とも、すぐ喧嘩腰にならないで?なっ?」
困ったような巧に言われてまた怒りの炎が消える。
「ははは、夏希ちゃんは強いんだなー★
なんでも分かるんだな?」
カラカラと笑う詩音に、その場の空気が凍る。
「……、」
瞬間的にまた怒りがわく。
