あたし仮にも幹部なんだけど。
なにこのあたしだけ知らなかった的ハブられ感。
そんなあたしの不満を感じたのか、龍はあたしの方をみて言った。
「今日言おうとしたけど、倒れたから。」
「あー、はいはい、すみませんでしたね。」
「あいつらに騒がれて、倒れるんだな」
「まぁー最近寝不足だったからねー」
といいつつホントはたぶんこの半年の疲れがキタんだなー、体に。
あたしが適当に肩をまわしたりしていると、龍がテレビに視線を戻して、呟くように言った。
「夏希。」
「ん?」
「吹雪は、みんな右耳に白いピアスをつけている。」
「うん。」
「隣町が拠点だから、この辺の繁華街は危ねぇ」
「うん。」
「だから今日はここで寝ろ。」
