ヤンキーガール×ヤンキーボーイ

身構えることもなくキョトンとしている3人。



あたしは






シュンッ!!





「……っ!」




迷わず黒髪の顔面に拳を入れてみた。




パシッ、止められた拳。



あたしはいまの本気じゃないけどこいつ意外に強いかも。




身構えるサルと女々し君。



「お手合わせ願います。」



そんな二人を無視し、丁重に、それはもう丁重に黒髪に頼んだ。



すると黒髪は拳をそのままにしたまま、


「ヤだ。」


と言った。



ピッキーン。



あったまきた。















「は、人が頼んでんのにヤだとはなんだお前総長だろ」