唖然とするあたしの顔をみて、龍はクスッと笑って歩きだした。
えっとー……じゃあ詩音はわざとあたしを怒らせた?
もしかして……あたしを試すために?
「……ちょっと待ってよっ!龍!」
あたしが追い付くのを待つと、龍は小さく笑っていっしょに歩いてくれた。
その時にはもう、あたしのつっかかりが取れてすっごく晴れ晴れした。
「「「「「「「「「「総長!!!夏樹さん!!!おはようございますっ!!」」」」」」」」」」
「おぅ」
「うおっ?!」
なななにごとじゃ。
色とりどりの頭が全部、あたしたちに向かって下がってる。
龍はなに食わぬ顔で歩いてくけど飛龍ってこんないたか?
ってぐらい人いるし、
それが全員あたしたちに向かって頭下げてるってのはなかなかすごい光景だぞ?
