フンッ
そう言ってきびすを返すと、後ろからなにやらブツブツと呪文みたいなのが聞こえてきた。
耳を傾けてみると、
「やべぇこれちょっとやべぇぞおぃこれから溜まり場いくときどーすんだよおぃあいつに自作自演させ「しないからね?」」
「あ?」
「なにが悲しくてあたしが自傷行為しないといけないのかサッッパリ」
「は?じしょー……?」
「……あんたバカなのね。」
はぁ。
ため息をついて連夜があたしの横に並ぶのを待って歩き出す。
「はぁ?!バカじゃねーし!!」
「『自分を傷つける行為』って書いて自傷行為だよバカ。
やっぱバカなあんたにとっちゃ難しい言葉だったねごめんねバカ。」
「っせーな!!
バカバカ言ってんじゃねぇよブス!!」
カチンときた。
「なにさ会った時からブスブスブスブスって!!
あたしにゃ新庄夏希っていうれっきとした名前があんの!」
