見ると龍が後部座席の窓をあけて顔をだしていた。
「お前ら、はやく乗れ」
「「「……はい。」」」
こ、怖いっす……龍さん。
あたしたちは無言で後部座席に乗ったものの、龍から出てる真っ黒なオーラの中口を開ける強者はいないようで。
あたしの隣に龍、向かいの席に連夜と巧がいるこの状況で
「出せ。」
龍が言うと発車した。
「……。」
「……。」
「……。」
「……。」
「……。」
最近気づいたんだけど、あたしって沈黙に弱いみたいだわ。
このやりきれない感じがダメだわ、あたし。
チラチラ連夜や巧をみるも、二人とも青い顔して太ももの上で拳をにぎってる。
……頼れねぇぇっ!!
こうなったらしょうがない、あたしがなにか話題……探そう。
話題話題話題話題話題……。
その時だった。
「プッハハハハハハッ!」
