あたしは振り向いた。 そこに立っていたのは、初めて見る男。 第一印象は、デカイ。190はあるんじゃないかってぐらい。 んで、眼鏡。黒髪。 真面目そう。 「……んっとー……?」 誰っすか……? 「副総長の成田亮平です。 以後お見知りおきを」 こいつが……、っていうか 「嫌み?」 あたしと仲良くする気ないでしょ。 その目。その目が、拒絶って言ってるもん。 「なにがですか?」 「べつに……」 しらばっくれちゃってさ。 すると成田亮平はため息をついて壁に寄りかかって言った。