あ、いや、その…
麻弥が慌て始めた。
そりゃそうだ。
今目の前にいる2人は
東条学院の一番怖いグループの
人たちなんだから。
東条学院ではかなり有名らしい。
私は興味がなかったから
知らなかったけど
周りの人たちもびっくりしているから
結構有名なんだな、と
そのとき理解した。
浩さんが麻弥を呼んで
何かを話しているけど
何かは分からない。
ただ麻弥がチラチラ見てくるから私のことを話しているのだろう。
何を話しているのか
不安になっていると
健也さんが
「大丈夫。なっちゃんの都合の悪いようなことにはならないからさ。浩を信じろ!」
って言ったから
素直に信じることにした。
