第2ボタン





ーしばらく沈黙が続いた。




「…夏佳。よく1人で教室で戦ったな。よく頑張ったな。」




って浩さんは
私の腕を引っ張り
私を抱き締めてくれた。




…え…




なんで…




引かないの?




私汚れてるんだよ?




そんなことは言葉に出来なかった。




でも浩さんは


「お前が男とした行為は消えない。でも反省してんだろ?なら俺は何も言わない。これからは俺が遊んでやるし、なんかあったら駆けつけるから。だからもうすんな。」



約束なっ




そう付け足して
頭を撫でてくれた。




浩さんがこんなに優しいなんて
思わなかった。




ほんとに嬉しくて
それからしばらく泣いていた。




落ち着いた頃には
夕方になっていた。