次の日のこと。

今日も先生の授業があったけれど、先生の顔はいつも通り。
昨日、一度だけ『繭璃』って呼んでくれたのは、気のせいだったのかな。
…きっと、気のせいじゃないけど。

どうしたら真剣に考えてくれるんだろう。
今の様子じゃ、きっと全然気にしてない。
それどころか、冗談にすら思われてるんじゃ…

ああ、不安になってきた!