魔女の願い【短編】




「ねぇ、魔女。


…ううん。魔女じゃないか。



名前。あるんでしょう?


教えてくれないかな。」


名前…

もうここ何年も呼ばれてなかったから
忘れかけてた名前。


「...............リオン。」


「そっか。私はアリア。」


そう名乗った……アリアは手を差し伸べてきた。


「じゃあお互い友達第一号ってことで。

リオン。


友達になってください。

お願いします。」


また今日何回目かわからない涙がこぼれてきた。


「…よろしくねっ…アリア!」