魔女の願い【短編】



あちらこちらからヒソヒソ声が。

「魔女よ…」
「こんな暑いのにあんなの着て…」

「この間はね…」


そんな陰口を無視しながらもお店へ急ぐ。

「…っ、85円です…」

店員に怯えられながらも卵を買って、

そそくさと帰る。



…私はただ、ひっそりと暮らしたいだけなのに。