「それさ、俺はさ、その、好きな人がいるんだよ」 「…ぇ」 いきなりのことで驚いた。 そっか、京平好きな人いるんだ… 「そんな驚くなよ。 まあ、そう言う事だから俺は紗南と結婚はできない。 それで抵抗してたら父さんに呼び出されたって訳」 「そ、そうなんだ」 自分とは無縁の話に、京平の好きな人、もう頭がいっぱいいっぱいだった。