「あははっだよね〜」



階段を登る音と同時にそんな話し声も聞こえてきた。



今私たちがいるのは、一階の階段の下の空いてるスペースだ。



私と京平はここで出会った。



___________そう、それは私が彼氏に振られて泣いている時だった……