端正な顔立ちと引き締まった体のユウは、まるで神話の登場人物かと思えるように美しく見え、そのユウの情熱を受け止め続けるアイコは、今まで見たことないくらい妖艶だった。



きれい…



そう思ったとき、一人の部員がアイコの所に近づいてきた。


アイコの口に下半身を近づけた瞬間、ユウの雰囲気が変わった。



アイコに手を出すな…!



そうとも感じるユウの迫力に、部員はすごすごと退いてしまった。



ユウは、ああやってアイコを守ってるんだ。


いいな…。