意地悪彼氏+小悪魔彼女




ついた場所は…


え。屋上?


《なんで屋上?》



シーン…


え。無視ですか?



ちょっと傷つく…(/_;)


「あ…のさ。」


やっと喋った!


で。なんだろう?


「………んだ。」


え?なに?聞こえない。


《ごめん。もう一回言って?》



そう言うと、私に近づいて、キスをした。


え…?

なにが起こったの?

私が戸惑っているのを知らないふり?をして。


言葉を続けた。


「好きなんだ…笹倉のことが……俺と付き合ってくれないかな…?」


ゆ…め?

これは夢?

私は試しに頬をつねった。

《いたっ!》

と言うことは。

夢じゃない…


《えぇぇぇぇぇぇええ!?》


嘘でしょ。嘘だと言って!

言って!


《嘘…だよね?遊びでしょっ?ねぇ?》


「本気。返事は今じゃなくていいからね。じゃ。」


え!?ちょっと待ってー!

なんて言えないから。

《うん。わかった。バイバイ!》

と返してしまう。

アホか!私のアホバカブス!

なんか自分を侮辱すると虚しい…

まぁ、ブスですけどね。