**吸血鬼と暴走族**[完]



その瞬間………




















チュッ


雷斗の唇と我の唇が重なり、影が一つになった


我はその瞬間を、長くも感じ、短くも感じた…




どれ位一つになった……?


1分?10分?それより長い?短い?


………時間なんか関係ない


ただ、この瞬間を大切に感じたい


血の味と、涙の味がする、甘酸っぱいこの瞬間を……



雷斗は我の頭をもっと自分に引き寄せ、重なる唇がもっと深くなる……


その空間は、雷斗と我の息遣いとリップ音だけが響き渡った



……雷斗はいきなり我の肩を持ち、自分から引き離すと、凄い量の吐血をした


雷「がはっっっ!!!」


冷「雷斗っっっっ!!!!!!!」


雷斗は一つ甘い笑みを浮かべると声のでない唇から何かを言った


冷「!!!!!


いやっっ!!!!雷斗!!!!!


死ぬなっ!!!!雷斗!!!!!!」


雷斗は甘い笑みを残したまま目を閉じた……


冷「雷斗!!!!!


いやあああぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!!!!!!」


……雷斗はもう二度と、目を開かなかった