俺の鼓動がドクッと嫌な音を立てる


冷音…、冷音!


俺は寝ている冷音を抱きしめた


冷音!もう、何処にも行かないでくれ!!


じゃないと、俺は……






壊れてしまう………





俺は冷音を抱きしめたまま、涙を流していた





《月夜side》 END