でも、見続けてしまった。 「食っていい?」 「うん、食べてっ!」 なんで、あなたが食べてなんて言うの? 作ったの、私じゃん。 「う、うめぇ!なんか懐かしい味がする!」 「どうゆう意味?」 彼女は首を傾げて言った。 「昔、食った気がする。」 その一言がすごく嬉しかった。 「まぁ、いいじゃん。無理に昔のことを思い出さなくても。」 なんで? なんで、まぁいいじゃんなの? 怒りが込み上げてきた。 香奈に電話して、愚痴聞いてもらおう。 最悪。