またね…

ガラガラ…






「お久しぶりです…」






「美希ちゃんっ…」






先輩のお母さんは前より痩せていた。





痩せるというよりも、やつれている。






「美希ちゃん…これ…」








涙を溜めながら先輩のお母さんは長細い箱を私に渡した。






中を見ると…






ハートのネックレス…





後ろには“Miki Daiki”




そして、もう1つ手紙が入っていた。