「昨日さ、私が好きな人いないのかって聞いたときにさ、美心ちょっと黙ったじゃん?
そのとき、誰の事考えてたの?」

真奈にそういわれてよく考えてみて思ったこと…
それは……

「翔くんだ…」

そう呟くと同時に、頭の中に翔くんの事が広がって、今どうしてるんだろう?とか、あれは彼女だったのかな?とかいろいろと考えが浮かんできて、案の定授業が頭に入ることなくあっという間にお昼休みが来てしまった。