言葉を紡ぐとともに魔法陣が現れる。
淡い水色をしたそれはだんだん濃さを増していき、そして_
“私を呼んだのは誰?”
ぱん、と何かが弾ける音が聞こえた後に、薄い水色の天使のような羽を持った白猫が魔法陣の上に座っていた。
うわぁ、と声をあげる私に変わってしんたろーが質問に答える。
「お前を呼んだのはコイツ、凜だ」
“あら、そうなの?…じゃああなたが私の新しいご主人なのね”
羽をふわりと軽く羽ばたかせ、私をじっと見つめる猫にひとつ首を縦に振った。
するとしんたろーが私に声をかける。
「名前はつけないのか?」
淡い水色をしたそれはだんだん濃さを増していき、そして_
“私を呼んだのは誰?”
ぱん、と何かが弾ける音が聞こえた後に、薄い水色の天使のような羽を持った白猫が魔法陣の上に座っていた。
うわぁ、と声をあげる私に変わってしんたろーが質問に答える。
「お前を呼んだのはコイツ、凜だ」
“あら、そうなの?…じゃああなたが私の新しいご主人なのね”
羽をふわりと軽く羽ばたかせ、私をじっと見つめる猫にひとつ首を縦に振った。
するとしんたろーが私に声をかける。
「名前はつけないのか?」
