俺とアイツの恋愛事情。

次の日


藺「みんなおはよー」


珠「おはよっ」


恵「おはよー」


飛「はよ」


クラスの女子「おはよーございます!藺月さまっ♡」


藺「ごめん、もう俺そういうの返事できないから、ごめんな?俺1人愛するって決めたから」


いっちゃんが恵里加ちゃんにウインクした。


恵「だーかーらー。女子が男子に言われたいっ♡セリフは私には通用しません。ウインク必要ないから。」


藺「恵里加ったら、照れやな、ん、だ、か、ら♡」


恵「ねー、飛雄、珠琴ー」


飛「ん、?」


珠「なーにー?」


藺「俺は!?ねえ、俺は!?」


恵「明後日、日曜日空いてる?」


珠「ギクッ…」


飛「あー、ごめん、その日珠琴と用事ー」


…そうなのです。私、尾方珠琴は日曜日にとうとうひーくんを呼び出してしまいました……


恵「そーなんだー、わかったー」


藺「俺は!?俺、俺!空いてますよ?」


恵「ふーん」


藺「……日曜日俺んチ来てください……」


恵「しょーがないわね」


藺「え、うそ、まじ!?やったぁぁ」


飛「るせーよ。ったく…」


珠「いっちゃん、よかったね!」


藺「おうよ!!!!」


恵・飛「だまれ」


藺「……さーせんした………。」