目を覚ますと、両腕が後ろで縛られていた。





不安に駆られ、身体を起こすと美智也の視線にぶつかる。



「起きたんだね〜南ちゃん♪
待ってたんだよ!!」


美智也の輝かしい笑顔が怖くなってくる。






「1年も僕のことほっといてスッキリした?僕はさみしくてたまらなかったんだよ〜」




美智也......おかしい...



この人は.........


頭の中で危険信号が鳴っているようだ。





私のことを「南ちゃん」に重ねてる.....






美智也はタバコを取り出した。





ひと息吸うと、タバコを持ちながら私に近づいてくる。



「南ちゃんにお仕置きしなくちゃね〜♪」




「いや.....美智也...やめ..」



タバコの先が私の太ももに押し当てられる。




「...熱い......熱い...」



その行為を何度も何度も繰り返され、私の太ももにはたくさんの小さな焼印が付けられていく。




「....お願い........も、許して..」







「僕がこんなで許すと思う?」