キミと僕



「内海!あんたが泣いてどうするのよ?紗姫はもっとひどい目に逢ってるかもしれないの」


そう本宮に言われたら、少しは元気を取り戻せた気がして。


「静稀、弱気になるな!絶対見つけ出せるから。」


僕はなんていい友達をもったんだろう。


「わかった。待ってろよ、紗姫。」