ほら、こうやってすぐに落ちる。 男なんてバカな生き物だ。 だからすぐ浮気するし、彼女一筋の男なんていない。 一筋だと言い張ってる男は、たんに彼女以外の女が寄ってこないだけだ。 「颯太くん…… あたし、颯太くんなら……」 「悪いけど、俺にはあんたのこと、可愛いとは思えないから」 「なっ……」 颯太くんは、あたしの体を押した。