あたしたちは、そのまま一緒にメガネ屋さんに来ていた。
「どうですか?」
「んー。似合うと思うよ」
颯太が選ぶメガネは、いわゆるオシャレメガネというもので、黒縁メガネばかり。
決してそれも悪くない。
颯太がかけるだけで、メガネというものが一気にカッコいいものとなる。
だけど……
「イマイチって顔してますね」
「え?そんなこと…ないよ?」
実はあたしは、銀縁メガネのほうが好きだ。
インテリ系のメガネを、仕事の時やパソコンに向かうときだけかける人なんかドストライク。
大人の男オーラをかもしだしているせいか、昔からメガネは嫌いじゃない。
あたしは、颯太の横でメガネジャッジをしている中、ちらちらと銀縁メガネばかり見ていた。
「こっちですか?」
「あ……」
とうとうあたしの視線に気づいた颯太が、さっきからあたしが狙っていた銀縁メガネを手に取った。
「どうですか?」
「んー。似合うと思うよ」
颯太が選ぶメガネは、いわゆるオシャレメガネというもので、黒縁メガネばかり。
決してそれも悪くない。
颯太がかけるだけで、メガネというものが一気にカッコいいものとなる。
だけど……
「イマイチって顔してますね」
「え?そんなこと…ないよ?」
実はあたしは、銀縁メガネのほうが好きだ。
インテリ系のメガネを、仕事の時やパソコンに向かうときだけかける人なんかドストライク。
大人の男オーラをかもしだしているせいか、昔からメガネは嫌いじゃない。
あたしは、颯太の横でメガネジャッジをしている中、ちらちらと銀縁メガネばかり見ていた。
「こっちですか?」
「あ……」
とうとうあたしの視線に気づいた颯太が、さっきからあたしが狙っていた銀縁メガネを手に取った。

