彼と彼女の微恋愛





だけど、展開は少しおかしな方に傾いた。




「学校でしょ?起きてー?あつくるしよー」




「あっ‥‥‥‥‥‥。ユナァ、おはよっ、」



まだ、少しウトウトしてる。



目が完全に開いてない。



また、寝るかも。




いやいや、それだけは勘弁。




でも、ウトウトしてる涼夜少し可愛い。




「ねぇ、起きてくださいよぉ。涼夜さぁん」



「‥‥んっ、‥‥無理。」



「じゃあ、この腕と脚どかして?重たいんだけど。」



そう言うと、涼夜はより一層腕を回してきて抱きしめられた。





「暑い。暑い。離せ。」



「‥‥‥‥無理。」





この言葉最後に涼夜は完全な眠りに落ちた。