「柚架莉、本当にいいの?
今ならまだ間に合うよ?」
このままだと、柚架莉もまた嫌われ者になってしまう
今なら、あたしが柚架莉を突き放すことで嫌われ者から解放することができる
「いいの、もう決めたから!
それに、わたしは今まで自分の意思なんて無視して来たんだけど
もう、変わりたいって思ったんだ
わたしは、希望と一緒にいたいからいる
そうしたいの!いいでしょ?」
柚架莉は本当に素敵な子だ
「わかった。そう思ってくれて嬉しい
ありがとうね!でも、安心して、
あたしが、柚架莉を守るから…」
「うん、ありがとうね!
わたしも希望を守るからね!
なんでもいって欲しいな!」
そう言って笑う柚架莉は本当に綺麗だった

