「暴力的で優しい子って褒めとくよ」

『それ褒めてないから!』

「あははっ」

「タクヤ先輩は彼女作らないんですか?」

「俺?今はいないけどぉ,ユウカちゃんなる?笑」

ありゃー
ユウカ顔真っ赤だよ…笑

「じょっ冗談はやめてくださいよ!」

「あははー、ゆでタコみたい笑」

ふふっw
この二人やっぱりお似合いだっw

『ちょっとお手洗い』

私は席を立ち,トイレに向かった

「美雨先輩っ」

え?

振り向くと、

一年生のユウキくんがいた

「何か、美雨先輩が男と切ったって噂流れてるんすけど本当なんすか…?」

なんでこんな事
聞くんだろう?

『本当だけど、なんで?』

「本命が出来たってゆー事すか…?」

『そうだよ』

「そぅすか…俺,本気で美雨先輩が好きです」


えっ⁉
いきなり告白⁉

『え…いやぁ…ごめんね…?』

「ははっ…振られる覚悟でしたから…でも,俺まだ諦めませんから」

ユウキくんは
私に近付き,顔を近づけ
おでこにキスをした


えっ⁉

「じゃっまた!」

そう言って,ユウキくんは
行ってしまった

風のような人だ…

初めて会った時と
感じが違うな…

後輩って感じで
可愛らしいな…

私は我に返り
ユウカ達の所に戻った