教室に戻ると,
四時限目の授業があっていた

私が席に座ると
ユウカが,

「なんかあったの…?」

『後で詳しく話すから』

「わかった」


雫に会いたい…

だけど、今のまんまじゃ
ダメだ…

雫を傷付けちゃうから…

きっちり片付けないと

授業は終わり、昼休みの時間になった

「屋上行こっか」

『うん』

私とユウカは
屋上に来た

「…で,何があったの?」

『私ね…タクヤに言われて気付いたんだ私…雫が好き』

「雫って合コンの?」

『うん…会った瞬間ビビって来て…』

「それは一目惚れじゃん…でも、よかった!美雨が本気になってくれて!」

『雫が私を変えてくれたの…タクヤはその後押しをしてくれた…タクヤには感謝しきれない…でね,タクヤ…ダイキが死んだ時いたんだって…ダイキの最後の言葉も知ってた…』

「そりゃ知ってるでしょ!」

『え…?』

ユウカは知ってたの?

「タクヤ先輩がどこまで美雨に言ったか知らないけど,タクヤ先輩私達と同じ中学だったよ?」

『え⁉本当に⁉』

「しかも,ダイキくんと結構仲良かったらしいし…」

私,何も知らなかった

「それで…ね,美雨に言わない方がいいかなって思って言わなかったけど,ダイキくんが事故った時,タクヤ先輩も一緒にいたんだって…」

え…?
ダイキは走っている時に
車に跳ねられたんじゃ…