無題: 小野寺久子より [修正中]




その時は気づきませんでしたが、部屋にあった机の上には、今まで私が送っていた手紙がきちんと束ねておいてありました。


やはり、裕子はずっと部屋の中で生きていたのです。




壁の隅に寄りかかる裕子は、胸からしたが赤く染まっていて、吐いたばかりの私にとって見るのも精一杯でした。



右手に持っていたカッターで、やったのでしょうか。

胸から下が、切り刻まれ、肉の塊と化していました。


おそらく、意識がある中何度もお腹にカッターの刃を当てたのだと思います。