あまりにも夢中にアルバムを見ていたため、午後の授業のチャイムが鳴り響いてしまった。

それでも、私の足は教室へと向かなかった。



なぜなら



今の私の目の前にはあの写真が広がっている



この写真が私に和中君を連れてきてくれたのだ。

私に演劇部へ戻る勇気をくれ、今までの私を変えてくれた。



そして・・・